幸茜は生命感あふれる情熱的な種まわりの赤みが特徴!桃の品種・幸茜
幸茜 桃
幸茜(さちあかね)は9月下旬に収穫・出荷予定の桃の品種の一つです。今年はホームページからも販売ができたらよかったのですが、9月に入ってからの最近の長雨と低温の影響もあり、限定でさえも幸茜を販売することができませんでした。
幸茜を期待されていた方々には大変ご迷惑をおかけしたことと思います。来年の収穫に向けてまた、幸茜の栽培にも励んでまいりますので引き続きよろしくお願いします。
さて、販売まで至らなかった幸茜ですが、ハネものを状態を見てみたところ、表面の色がなかなかつきにくい品種なんだなという印象でした。幸茜は元々の果実自体も色が付きにくい品種として扱われいるので、今年のように長雨と低温の影響だとなおさら色がつきにくくなります。今回は色付きとその他環境や数量の問題で販売できませんでしたが、幸茜そのものの味はしっかりとしているので期待できそうです。
実際に幸茜を剥いてみることにした!
幸茜を実際にカットしてみました。本当は皮も丸ごと食べてしまいたいのですが、今回は表面の色味も少なかったようなので、皮を剥いてみることにしました。
幸茜を始め、後半の桃は果実がさわやかな白色なのに対して、真ん中の種周りになるにつれて生命感あふれる情熱的な真っ赤な色味へと変化していくのが特徴的ですね。茜といえば、植物のアカネは根っこが赤いことから『アカネ』と呼ばれるようになったそうですが、幸茜に関してもやはりこの種周りの生命感溢れる真っ赤な部分こそが表現しているようですね。
幸茜の収穫時期というのはどうしても天候が不安定で、環境に特にデリケートな桃は育てることが難しいのも確かです。来年度販売できるときも、おそらく数量限定販売でのお取り扱いとなるかもしれませんが、その際にはぜひお試しください。菱沼農園ホームページの登録制メール配信からも収穫状況をお届けしていきたいと思います。