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菱沼農園について ABOUT HISHINUMA FARM
果物名人から、皆様へ
代表挨拶 MESSAGE
果物名人から、皆様へ
私たちは福島県福島市で、さくらんぼ・桃・ぶどう・りんごを育てています。でも、実は本当の “職人” は私たちではなく、樹や葉、そして豊かな土なのです。
樹々は太陽の光を浴び、水を吸い込み、大地の栄養をたっぷり蓄えて、美味しい果実を実らせます。私たちの役目は、その樹や葉が元気に育つように、そっと支えてあげること。つまり、果樹栽培とは自然の力を引き出し、見守ることなのです。
より安心・安全で、なおかつ最高に美味しい果物をお届けするために、毎日試行錯誤を重ねています。そんな私たちが愛情いっぱいに育てた旬の果実をこちらのホームページからご注文いただけます。ぜひ、菱沼農園の果物をご堪能ください。
菱沼農園 代表 菱沼 健一
菱沼農園ができるまで
私は菱沼健一、昭和28年2月生まれ。農業の道を志し、関連する学校を卒業した後、20歳から専業農家として農園を支えてきました。
私が農業を始めたのは、父・菱沼健男の影響が大きかったからです。さらに、祖父・菱沼吉蔵は職業軍人でしたが、定年後の戦後に福島県福島市飯坂町の山の畑を開墾したことで、菱沼農園の歴史が始まりました。戦後の農地解放によって、一時は農地が接収されそうになりましたが、その時、父が本格的に農業に取り組み、農家としての道を歩み始めたのです。この土地を守り、果樹を育て、地域に根ざした農業を続けることが、私の人生そのものになっています。
試行錯誤の末に
たどり着いた今の農園
かつて、山の畑を開墾しようとしましたが、害虫や獣との闘いに苦しみ、りんごや桃の栽培はうまくいきませんでした。最初はウサギ、その後はカモシカとの攻防…山にはクマやサルもいて、環境は過酷でした。
当時は害虫や獣への対策に必死で、相馬の漁師さんから漁網を譲り受け、カモシカの駆除を試みるほどでした。その経験は、今の農業にとって大きな財産になっています。
しかし、最も手強かったのは野生のサルでした。彼らは賢く、どんな策を講じても見破られ、ついに山の農地を諦めざるを得ませんでした。けれど、農業を中途半端に終わらせることはできず、平地の農地を求めて作付面積を広げていったのです。ちょうどその頃、後継者不足で農地を手放す農家も増え、現在の拠点を築くことができました。
もし、山の畑で栽培を続けていたら、今のように皆さんに愛される桃やりんごは生まれなかったかもしれません。あの頃は大変でしたが、サルがうちのりんごをたくさん食べてくれたことも、今につながっているのかもしれません。そう思うと、サルにも感謝ですね。
変化を乗り越えて築いた
菱沼農園の強み
農園を本格的に広げた頃、私たちは飯坂温泉街の売店で果物を販売していました。そこで、消費者のニーズに直接触れ、さまざまな挑戦を重ねました。しかし、間もなく温泉街が不況に入り、販売環境が厳しくなったことから、新たな道を模索し、通販に乗り出しました。
私たちは、農業の生産活動だけでなく、早くから消費者の声に耳を傾け、求めるものを形にしてきました。その積み重ねが、菱沼農園の強みです。
今では大手の量販店から指名買いをいただくほどの果物を育てていますが、最初はゼロどころか、マイナスからのスタートでした。それでも試行錯誤を重ねた経験すべてが、今の自信と成長につながっています。





