菱沼農園の果樹に関する質問・疑問をまとめました。
菱沼農園の果物に対する疑問や質問
菱沼農園では長年に渡って福島県産さくらんぼ・桃・りんごを育て、最近では新たに福島野菜である信夫冬菜・広瀬ちぢみの栽培・販売も開始しました。さくらんぼでは紅 さやか・佐藤錦を、福島桃としてはあかつき・まどか・さくら白桃、りんごではサンふじの品種に対する質問・疑問をまとめました。それぞれの果物をよりよい 品質で栽培して育てていくために、菱沼農園では毎年試行錯誤をしております。それぞれの果物の中で様々な品種と比べ、自然の天候や環境条件を吟味し、ひとつひとつの食感やうまみを醸し出すのが果物である のです。その中で、お客様からの疑問や改善点に対して積極的に向き合い、おいしいものをよりおいしくするために精進していきたいと思います。 (2013.02.14 現在)
【 あかつき・まどか 】
- 香りと甘みがない。
- 腐敗寸前のものが入っていた。
- 果肉が茶色になっていた。
- 固い
菱沼農園からのコメント
「固い」という意見については、品種の問題と晩成が関係 していますが、福島では「固い桃」が最も普及しております。一般的な「福島桃」というのは固いものであるということを前提におかせていただきたいと思いま す。固いという感想に伴い「甘くない」という意見をいただきます。甘くないという意見に関しましては、我々も年々徹底的に栽培し直しては試行錯誤をしてお りますので、お試しいただけると幸いです。また、改善点については下記の「さくら白桃」でも説明致しますのでそちらもご参照の程よろしくお願い致します。菱沼農園ではおいしい桃をよりおいしく仕上げるため、出荷量や自然の天候を計算し、そのときその瞬間で、最もベストな桃を出荷しております。もちろん、「柔らかい桃」というものにもうまみがあり、違った食感がございます。
- 「腐敗寸前のもの」に関しては、特に収穫終盤は気をつけなければならないと感じております。桃も完熟するので選果に十分注意するようスタッフにも意識して箱詰めしてもらうようにしてもらいます。
- 「果肉の茶色」というものは、りんごでいう蜜の部分であり、うまみとして必要な部分であり、完熟している証拠です。しかしながら、うまさゆえに完熟しているために日持ちもよくないので、スタッフ一同最善の注意で出荷作業に取り組みたいと思っております。
【 さくら白桃 】
- 固くて甘さがない。
- 1週間常温においたが固い。
- 大根のようで包丁で皮を剥いた。
- 日にちをおいていたら変色した。
- 1ヶ月してやっと柔らかくなった。
菱沼農園からのコメント
「固くて甘さがない。」という意見については、最も多い質問で、【 あかつき・まどか 】でもコメント致しましたが、福島 桃の甘さがないというところに関しては、再度検討し、いくつかのアイディアがまとまったのでこの場でご紹介します。
- さくら白桃は晩成種で開花から150日目が収穫の目安であり、晩成種はエチレンガスが出ないため追熟が必要である。その為、収穫直後の発送は控え、数日おいてから発送する。または一度冷蔵庫に入れてから発送する。
- 開花はバラつきがあるので、収穫時の目安を徹底する。
- 一本の桃木をの着果量を、再度考慮してみる。
- 晩成種の発送にクール便の使用を考慮してみる。
【 サンふじ 】
- 切ったら、茶色になっていた。
- 腐敗していた。
- りんごの側面に3cmほどの痛みがあった。
- りんごがあたって黒く丸く痛んでいた。
菱沼農園からのコメント
食感や味に関しての疑問や質問はほとんどなかったのですが、りんごの場合は外見、または中の見た目に対する疑問や質問が多数ありました。その中で我々がすぐさまにでも実行できる反省点を挙げます。
- 収穫時、一個一個丁寧にもぎ取り、籠に山盛りにしない。
- 開花はバラつきがあるので、収穫時の目安を徹底する。
- 選果機で選果する際にりんご同士がぶつからないようにする。
- 箱詰め時、りんごがぶつからないように考慮してパック詰めをする。
これらの反省点を徹底し、今年も試行錯誤をしながら栽培をしていきたいと思っております。