震災後の福島の農業を語る、 菱沼農園が紹介されています。
震災後の福島の農業を語る、 菱沼農園が『農業6次化がフクシマを救う』で紹介されています。
農業6次化がフクシマを救う 著:大畑太郎
大畑太郎氏(6次化産業プランナー)による『農業6次化がフクシマを救う』の第5章 3.11がもたらした経営転換(P104~P109)内で、菱沼農園が紹介されました。あの震災から福島の農作物に対するイメージは大きく変化し、風評被害は一人歩きをやめない。「福島産」だけが売れない状態の中で、高品質で高付加価値の農作物を育ててきた菱沼農園はどのような対応をしたのか。震災後、あえて得意先への宣伝を自粛しながらも、長年に渡り培ってきた果物の栽培方法に対する経験と自信に強い誇りを一層感じた菱沼農園は、風評被害をチャンスに変えることになる。人間が変えようと思っても変えられない自然の強さを十分に把握している代表の菱沼健一氏は、あの震災が起きた当時から既に未来の果物・農作物への新しいビジョンを見据えていたのです。