福島りんご 

福島りんごサンふじを菱沼農園から産地直送で全国にお届け

『星状に解き放たれた蜜』こそがおいしさの決め手。

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菱沼農園が長い月日をかけて育てあげるサンふじりんごは『濃厚な味わいの後の絶妙なまろやかさ』が最大の特徴です。その秘密は、りんごを切ったときにわかります。一般的なサンふじりんごには蜜が入りますが、その蜜が星状に美しく放たれるように入り込んでいるのです。よく『蜜がたっぷり入った状態の方が甘くておいしい』と思われがちですが、実際にはそんなことはありません。上記写真のように、繊細に美しく星状に蜜が程よく入ったサンふじりんごこそが、果実の酸味と絶妙にマッチして、後味に絶妙なまろやかさの余韻を楽しむことができるのです。

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贈答用におすすめ!菱沼農園が育てる『サンふじりんご』の特徴は?

福島りんごサンふじの特徴は、味がまろやかということが一番。なぜサンふじがまろやかなのというと、それは福島りんごの生育期間が長いことですよ。福島県はサンふじりんごの産地としては南に位置するので、暖かいんです。それで、サンふじりんごの開花は早いんですよ。福島は雪が降るのも遅いので、収穫も遅いんです。だから、福島はサンふじりんごの生育期間が長いのですよ。

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菱沼農園のサンふじりんごは『完熟でまろやか』

生育期間が長いということは、サンふじりんごが完熟しちゃうんです。完熟すると、甘いとか酸っぱいだけではなくて、まろやかさが出てくるんですよ。それがおいしさにつながるのです。それが一番、福島 りんごサンふじの特徴です。うまみっていうのはまたちょっと違うんです。

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それで、どうやったら福島りんごサンふじにうまみが出るのかというと、そういう方程式はないのだけど、試行錯誤で色々なことをやっているのですね。で、サンふじは葉面散布といって、農薬を散布するときに葉面散布材、すなわち人間でいえばサプリメントですね、栄養補助食品ですよ、それを福島りんごの木にあてるんですね。それで、それをりんごの葉っぱから吸収させるんです。それで、一番大事なのはサンふじの葉っぱを健全に育てることなのです。

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葉っぱがおいしい福島りんごを育てるのです。

葉っぱがおいしい福島りんごを育てるのです。その葉っぱが、太陽の光と、根から吸う水、あとは養分でおいしい福島りんごサンふじをつくりあげるのです。その手助けをするのが我々人間なんですね。ですから、人間がりんごをつくるのではなくて、サンふじりんごそのものが実をつくるのです。そのお助けをするのが我々の技術であって栽培。それが一つのポイントですね。あんまり手をかけるとうまくいかないので、ポイントだけちょこちょこっとやってくれれば、自然と木の流れでいきますね。難しいことではないのです、ポイントさえつかめば大丈夫。

菱沼農園による福島りんごの収穫

新しい福島のりんご園を剪定も併ねて開拓

福島 りんごサンふじに必要な栄養素は、人間に必要とされる脂肪、タンパク質、炭水化物とあるように、それぞれ窒素リン酸、カリウムの三要素ですね。その中で人間の舌がおいしさを感じるのがボリブテンと呼ばれる物質らしいんですね。ですからそのボリブデンの含んでいるような葉面散布材をかけていくんですね。それが、おいしさとなる秘訣かなあと思っているんですけどね。
あともう一つは、消費者の皆様が、蜜が入っていないとよくないという感覚があるんですよね。で、サンふじりんごの芯のまわりはそんなに味がないんですよ、基本的に。それで、蜜が果肉に放射線状に散っている、そういう状態の福島 りんごサンふじの方がおいしさを感じるんです。まあ、俗に私達は霜降りと読んでいるのですが。ですから、我々は試行錯誤でやっているんです。
最近、密の入っているサンふじりんごを見なくなったという人が増えている、それは、完熟していないんですよね。完熟すると、このサンふじという品種は蜜が入りやすいんです。入りやすい、遺伝的なものを持っているんですね。ですから、霜降りの一番のポイントは完熟させることなんです。ですから、収穫時期を早めないで、完熟したものを収穫すること。蜜を入れてしまうと保存が効かないので、それで蜜が入る前に収穫してしまうんですね。で、それをCIA冷蔵とか、ガスで福島りんごの呼吸を止めて来年の3月とか4月に売っているんですね。
そういう方法をとっているのが北国ですね、北のりんご。福島 りんごは年内で収穫しちゃう、主にお歳暮のギフトですか、それで大きいのは売ってしまう。あとは年を越しても1月2月までには食べてもらうような販売をしています。3月までは冷蔵庫に入れていれば持ちますね、小さいのだと。

菱沼農園のりんご360度

サンふじりんごを冷蔵庫で保存する際のポイント

福島りんごを冷蔵庫に入れるということは、湿度を保つということなんです。どうしても乾燥してしまうと水分も抜けてしまうので、水分が抜けるとパサパサしておいしくないんです。ですからそれを抑えるには一番いいのは密閉した容器にいれて、一定の温度で保存すること。できれば5℃くらい。うちではコンテナシートといって福島りんごを入れるコンテナにシートを敷いて、その上に福島りんごを積んでって、その上にまたシートを敷いてコンテナを積むので、意外と水分がぬけない状態で保存しているんです。

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一般家庭の場合であれば、ビニール袋に入れて水分抜けないようにして冷蔵庫に入れるのがいいですね。新聞紙の場合は発砲スチロールの容器にりんごを並べて、新聞紙を濡らして、また福島りんごをあげて、発砲スチロールを密閉して涼しいところに置けば結構持ちます。要は水分が抜けないようにすればいいんですね。それは人間の肌も同じです。

菱沼農園が育てるサンふじりんごの強み

サンふじりんごの育て方としては、毎回最初の農薬散布から終わりまで、すべて葉面散布剤を入れること。あともう一つは、根からの吸収は『魚カス』、それっきりしか使わないんですよ、要するに有機質肥料ですね。意外とそれを何年も積み重なっていくと、サンふじりんごの木自体が、そういうおいしいりんごをできるような木になってくるんですよ。
1年や2年じゃできないですよ。これが何年も何十年も継続すれば自然となるんですね。ですからりんごの栽培も継続が大事なんです。そこが福島りんごの、特にサンふじの難しいところですよね。だから同じサンふじでも、一本の同じりんご木でも完熟するところと完熟しないところがあるんですよ、それが難しいところですよ。

赤い福島りんごはおいしいと感じるんですが、赤いだけではないんですね。要するに地色といって、福島りんごの日焼けした赤色の部分ではない部分。サンふじりんごの飴色になっているお尻、これがおいしいんですよね。サンふじりんごを買うときはちょっと触ってみて、うしろをみて、飴色になってるなと思ったものを買ってください。

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『真っ赤なりんご』がおいしいわけではない!?

皆さん真っ赤になっているサンふじりんごが好きなんですよ。でも真っ赤になっていてもお尻が青いのは通常我々『青子』って呼ぶんですけど。表面が赤くなっているのに惑わされないで、この福島りんごにも『かてん』と呼ばれるものがあるんですけど、これが浮き出てるようなものがおいしいですよね、どっちかといったら。ですからこの『さび』、我々俗にさびって読んでいるんですけど、サンふじりんごにさびがあるからまずいってわけではないんですよ。

さびがあるほどおいしいって、逆に。さびっていうのはガサガサしている部分。手触りとしては皮がツルツルとしているものよりもガサガサとしているサンふじりんごのほうがおいしいんです。一番はお尻が広がっているものですね。りんごは必ずお尻がぼこっぼこっと五つあるんですよ。それをこう輪切りにすると五つの部屋があって、そこに種が二個ずつ入っているんですよ。それが均等に合計十個入っていると正常な果実なんです。

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これはこっちが片方ボコッボコッとしていてこちらがへこんでいるので種が入っていないかもしれない。五つボコボコっとなっているのが必ず種が二個はっています。まあ、輪切りにすれば分かるんですけどね。でも、サンふじの種が一個二個少なくても味にも変わりはないですから。完熟していれば。種も入っていれば、形もいいということです。
味も形もパーフェクトだということです。サンふじりんごは重さが重いほう、比重があるほう。同じ大きさであれば重いほう。そっちには蜜が完全に入っています。今あの食べきりサイズのサンふじりんごが流行っているんですよね、どっちかといったら。中玉以下。いっぱい食べるものがあるので一個丸々食べちゃうと違うのが食べられなくなるので。福島 りんごもできるだけ小さくておいしいのが流行ってますね。
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