多田鐸介シェフも登場!福島の果樹を使ったくだもの試食懇談会
多田鐸介 シェフ
2015年10月8日(木)にウィル福島で開催された福島県果樹経営者研究会『くだもの試食懇談会』に菱沼農園も参加しました。福島県内の果樹と農家の現状について考察した上で、それらの果物を二次加工あるいは三次加工することによって多くの方々に福島県内の果樹を広めていくための方法を考える懇談会となりました。
画面中央の方が多田鐸介シェフです。菱沼農園からは毎年冬に収穫されるサンふじりんごを加工したりんごジュース、さらにそのジュースを加工したりんご蜜の成り立ちと経過などを紹介させていただきました。以下は当日配布された資料の文面より引用です。
皆様に我々が生産した果物を食べていただくことで、そのおいしさを再確認し、それを広めていただきたくこのような企画をいたしました。また、今回は果物の新しい食べ方について、生食以外の料理を有名シェフに紹介していただくことにしました。ご自宅でもできるようなメニューをご紹介いたしますのでぜひご参加ください。
懇談会では東京より多田鐸介シェフやパティシエの方々もお招きし、福島県内の果物を実際に使ったお菓子づくりにも挑んでいただきました。会場ではパティシエによる一層工夫されたおいしさによる表現をご披露いただき、終始驚きと発見の連続もありました。生産者と消費者だけではなく、その間を支える方々とのつながりにも新しい生命線があることを実感することとなりました。
多田鐸介(ただ たくすけ)シェフ
その後、目黒雅叙園、シャトーレストラン、タイユバン・ロブション、パークハイアット東京等を経て、ドイツの厨房機器メーカーにおいてフードアドバイザーとして7年間勤務。その間、病院食・介護職の現場にコンサルタントとして深く携わる。2000年の九州・沖縄サミットには調理サポートスタッフとして参加。2007年アンチエイジング理論に基づいた総合コンサルテーションでフード業界に革新を起こそうと事業展開。また、無添加無化学調味料の駅弁のプロデュースや新潟県佐渡市、山形県舟形町をはじめとし全国各地で特産品のメニュー開発等六次産業の分野でも勢力的に活動している。