りんごダイエットはできる?おいしいりんごの栄養と効能を学ぼう!
菱沼農園ではりんごの生育60年を迎えました。昔から恵まれた空気・水・土を持っていた福島という土地で長年にわたり、福島りんごの栽培をしてきたこともって、りんごにおける栄養の効能については肌で実感してきたように思います。最近では、よくりんごダイエットなんて言葉を耳にすることもあります。りんごでダイエットというのも新しい発想かもしれませんが、バランスも悪い食事では意味はありません。今回は、りんごの栄養成分だけに特化してお話しておきたいと思います。
りんごにおける栄養と効能
りんご(可食部100g中)の主な栄養成分は、食物繊維総量(1.5g)、カリウム(110mg)となります。注目成分としては、カテキン・ケルセチン。主な効能としては整腸作用・便秘改善・高血圧予防・動脈硬化予防・脳梗塞予防・心筋梗塞予防・がん予防・アレルギー予防があります。りんごが医者いらずというのはこのような効能があることから言えるのでしょう。このように、りんごは効能としての働きをしっかりと持っているので、栄養素の高い果物として接種しておきたいところです。
特に、りんごには水溶性食物繊維のペクチンが多く含まれています。水溶性食物繊維のペクチンは、胃酸のバランスを整える働きを持っています。りんごが便秘や下痢に効果的だと言われるのはこのためでしょう。また、水溶性食物繊維であるペクチンは、アレルギー性疾患の予防に有効だという報告もされています。さらにりんごに含まれるポリフェノールの一種「カテキン」には抗酸化作用があり、高血圧やがん予防、老化防止に期待できます。同じくポリフェノールの一種である「ケルセチン」も動脈硬化やがん予防に有効です。りんごはさまざまな病気の予防に効果が期待できます。